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就学時眼科健診・
3歳児眼科健診

就学時眼科健診

就学時眼科健診でみていること

視力検査

お子様が黒板の文字をはっきりと見るためには、少なくとも0.8程度の視力が必要です。視力が低下した場合、授業に差し支えたり、文化祭や体育祭などの学校行事を十分に楽しめなくなったりするなど、様々な場面で不便を感じることがあります。
また、強い遠視や乱視、斜視などが発見されずに放置されると、弱視になるリスクがあります。弱視は早期発見・早期治療が非常に重要であり、発見が遅れるほど治療効果が低下します。そのため、就学時眼科健診での視力検査は、お子様の将来の視力と学習能力を守る上で大切な役割を果たします。

就学時眼科健診で
「要精密検査」と言われたら

視力検査で1.0未満であったり、弱視や斜視の疑いがあったりする場合は、眼科での詳しい検査が推奨されます。
お子様自身は自分の視力の異常に気づきにくいため、精密検査の必要性を指摘されて驚かれる保護者の方も多いですが、その場合は速やかに眼科を受診し、原因を特定することが重要です。なかには、早期治療を要するケースも存在します。
なお、精密検査が必要と言われたからといって、必ずしも異常があるとは限りません。まずは正確な診断を受けるようにしましょう。
もし、検査の結果、眼鏡の装用や治療が必要と判断された場合は、できるだけ早く始めることをお勧めします。早めに適切な治療を行うことで、小学校入学までに視力が大きく改善することが期待できます。

3歳児眼科健診

乳幼児期、特に6歳頃までの時期は、目の成長や発達にとって非常に重要です。この時期に目のピントが合わない状態が続くと、視力の他に、立体感を感じる能力(両眼視機能)の発達も妨げられる可能性があります。
3歳児眼科健診は、お子様の目の健康状態を早期に確認する重要な機会です。視力の発達に遅れがないかを確認するためにも、是非受診しましょう。
目の異常は、早期に発見し治療を始めることで、より高い治療効果が期待できます。

3歳児眼科健診の内容

視力

視力検査では、お子様の視力が正常範囲内かを確認します。
保護者の方には事前のアンケート調査や、ご家庭での視力検査をお願いしております。

屈折検査

屈折検査は、目のピントがどこで合うかを測定する検査です。この検査によって、近視・遠視・乱視といった屈折異常の種類と程度を把握することができます。
通常の視力検査では発見が難しい目の異常も、屈折検査によって原因も含め早期に発見できる場合があります。
また、3歳児眼科健診では、一般的に斜視の有無も確認します。斜視を指摘された場合も、さらに詳しい検査が必要になることもあります。

斜視・弱視・目の異常有無

赤ちゃんの目は淡い光を見ることしかできませんが、成長に伴い徐々に視力が発達していきます。しかし、斜視・遠視・乱視があると、視力の成長に影響が出る可能性があります。
斜視や弱視は治療の開始時期が早いほど視機能を向上できる可能性が高くなるので、3歳頃に一度視力や眼位を確認することが望まれます。
強い遠視や乱視の治療には、眼鏡装用が必要になります。9歳未満までのお子様であれば、斜視・弱視治療用眼鏡の助成制度が利用できます。
当院では、小さなお子様向けの検査機器を豊富に取り揃えております。お子様の目のことでご心配なことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

3歳児眼科健診で引っかかった

3歳児眼科健診で精密検査が必要と診断された場合は、眼科でさらに詳しい検査を受ける必要があります。
精密検査では、視力検査だけでなく、眼位(両目の位置関係)、屈折(近視・遠視・乱視の有無と程度)、両眼視機能(両目を同時に使って立体的に物をみる力)などの検査を通じて、お子様の目の状態を詳しく調べます。そして、これらの検査を総合的に判断して診断します。
3歳のお子様は長時間集中することが難しいため、検査や治療の計画については医師と相談し、お子様の負担を考慮しながら進めていきましょう。
当院では、2歳児から定量的な視力測定ができる視力検査機器(森実式ドットカード)や、ランドルト環検査(Cの形をした視力検査)が難しいお子様のための検査方法も用意しております。健診で視力検査がうまくできなかった場合など、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

事前調査として行われる
保護者への問診
(目の疾患や異常の有無)

3歳児眼科健診における保護者の方への事前問診は、お子様の弱視や斜視、その他の眼疾患を早期に発見するための重要な情報源となります。
特に、お子様が物を見る際に、顎を上げ下げする・頭を傾ける・頭を回すといった様子が見られる場合は、弱視や斜視の可能性が考えられます。
ご家庭での日常生活からも、お子様の目の異常や疾患を察知できますので、問診に是非ともご協力ください。

3歳児眼科健診はとても重要

視力の発達時期を過ぎてから弱視の治療を開始すると、視力の完全な成長が難しくなります。そのため、早期発見・早期治療が非常に重要です。
3歳児眼科健診は、弱視を早期発見するための最初の機会として、非常に有効です。しかし、入園時や就学時の視力検査で異常を指摘されたお子様の保護者の方に伺うと、3歳児の眼科健診を受けていなかった、視力検査を実施していなかった、お子様の様子から異常に気づかなかったというケースが多く見られます。お子様の将来のため、3歳児眼科健診は必ず受けましょう。
また、ご家庭での視力検査がうまくいかなかった場合は、健診時に必ずお申し出ください。再検査を受けることをお勧めします。