眼瞼痙攣とは?
眼瞼痙攣は、目の周りの筋肉が自分の意思とは関係なく収縮し、まぶたが開けにくくなる病気です。一般的に知られる「瞼のピクつき」とは異なり、症状が進行すると日常生活に支障をきたすことがあります。
この疾患は50代以降の女性を中心に発症し、初期症状としてドライアイと間違えやすい目の違和感や頻繁な瞬きなどが現れます。
もし、症状にお困りの方や、ドライアイ治療を受けても改善が見られない方は、当院までご相談ください。
当院では、ボツリヌス療法による眼瞼痙攣の治療を行っております。
片側顔面痙攣とは?
片側顔面痙攣とは、顔の片側の筋肉が、ご自身の意思とは関係無くに痙攣する疾患です。主な原因は、顔面神経が血管によって圧迫されることとされています。
初期症状は、片側の目の周囲が痙攣し、進行すると同じ側の頬や口周りの筋肉にも痙攣が広がります。
眼瞼痙攣の症状
- 光がまぶしい
- 目が乾く感じがする
- 目を開けているのがつらい
- 意思とは関係無く、目をつぶってしまう
- まばたきの回数が多くなった
- 以前のように自然なまばたきができない
眼瞼痙攣の原因
現在のところ、眼瞼痙攣の明確な原因は特定されていません。しかし、抗不安薬や睡眠導入剤を服用されている方に発症しやすい傾向が見られます。もしそのような内服薬をご利用中で、眼瞼痙攣の症状にお困りの場合は、処方医と相談の上、薬の種類や量を調整することを検討しましょう。
当院で行う眼瞼痙攣治療
(ボツリヌス療法)
眼瞼痙攣の治療には、「ボツリヌス療法」という注射治療を行います。これは、症状を引き起こしている筋肉にボツリヌストキシンを注入することで、筋肉の過剰な動きを抑制し、瞼の開閉をスムーズにする治療法です。施術時間は5分ほどと短く、注射翌日からは普段通りの生活を送っていただけます。
眼瞼痙攣の費用の目安
| 1割負担の場合 | 3割負担の場合 | |
|---|---|---|
| ボツリヌス療法(注射1回につき) | 約5,600円 | 約17,000円 |
よくある質問
ボツリヌス療法の効果はいつ頃から現れ、どのくらい持続しますか?
注射後、2〜3日程度で効果が現れ、瞼が開きやすくなるのを実感いただけます。10〜14日後には最大の効果が得られ、その後、治療効果は3ヶ月ほど持続します。
症状の程度によって個人差はありますが、通常3〜4ヶ月程度で再度注射が必要となることが多いです。
ボツリヌス療法には何か副作用はありますか?
注射部位の皮下出血が主な副作用ですが、これは約2週間で自然に消えるため、ご安心ください。
また、稀に、涙が出やすくなる、ピントが合いにくい、瞼が下がる(眼瞼下垂)、瞼が閉じにくくなる、目の乾燥感、物が二重に見える(複視)といった症状が現れることがあります。これらの症状も、薬効が薄れていくにつれて徐々に改善されます。
特に初めてボツリヌス療法を受けられる方には、副作用が出やすい傾向があるため、当院では慎重に、接種量を抑えた注射をするよう心掛けています。
眼瞼痙攣に対してボツリヌス療法が効かないこともありますか?
稀に、ボツリヌストキシンに対する抗体を持っている方がいらっしゃいます。その場合、ボツリヌス療法が効かないことがあります。
また、初回は効果があっても、2回目以降は効果が薄れてしまうケースも報告されています。